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アニメ感想 あの花

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このアニメの感想

「感情のしがらみ」

 

なんだこの超平和バスターズとかいうドロドロした関係は…

子供の頃にめんまが死んでしまったことにより皆んなが心を閉ざして離れ離れになってしまいました

しかしとある夏に、めんまが幽霊として現れました

それはじんたんだけが見える存在でした

めんまが幽霊として現れた理由を探すために、また超平和バスターズが集まるという話でしたが、それ以前に感情のもつれが予想以上の作品でした

 

 

ただめんまが幽霊として現れたことによって、じんたんの心を動かした、また皆んなが集まることができた

そして最後は、皆がめんまが亡くなった日の自分の後悔や本心を打ち解けて、皆がまた1つになれた…

皆がめんまの願いを叶えるために頑張り、その想いが1つになった

皆が、めんまを好きだったことをめんまが知り、めんまは皆と話すために成仏して生まれ変わると話す

めんまと最後の別れを果たす

 

そんな展開が堪らなくすこれました

勿論泣きました

 

皆の気持ちがドロドロでめんまの皆がまた仲良く!という気持ちのかけ離れた情景も愛おしかったです

こんだけドロドロした関係どうにかするにはそりゃめんまも現れる必要あるわ

 

最後のシーンの神社で皆んなが、あだ名で呼び合える関係に戻ったのも

良い意味でも悪い意味でも子供の頃から、超平和バスターズがずっと変わっていなかったから…

皆の絆の深さ(ドロドロだったとか言うな)なども伝わる部分もあり綺麗にまとまった作品だと思いました

 

 

めんまが幽霊として現れた理由を色々考えさせられました

じんたんの母からめんまが頼まれた「じんたんを泣かせるため」「じんたんの笑顔を取り戻すため」

本編で述べられていたこの理由でなく、

「また超平和バスターズとして皆と仲良く集まれるため」

めんまの家族も含めた「めんまが死んだことによって止まっていた皆の時間を動かすため」

これらの理由もあったのではないかと考えさせられました

 

めんまも自覚出来ていなかった

「皆とめんまの心を分かり合うため」

めんまが自分の願いが分からないと言ってたこともあり、自分はこれが1番しっくりくるなと思いました

皆んなのわだかまりの具現化説も自分の中でありますが、これはまぁ置いときます

 

好きなキャラは、あなるです

めんまも好きですがとにかく可愛すぎました

不器用さが滲み出まくってるあなるの方がグッときました